AEDの設置場所が検索できます!

更新日:2017年12月21日

救急車が来るまでにあなたができること

 湖南広域消防局の管轄する4市の平成28年の救急要請件数は13,125件で、そのうち心肺停止や意識消失等の重症症例は596件ありました。緊急事態はいつ自分の身に起こるかわかりません。

 突然倒れた人や呼びかけに反応がない人は、心肺停止を疑います。直ちに119番通報し、指令員から口頭指導を受けましょう。119番通報を受けてから救急車が現場に到着するまでは、平均7分かかります。その間は現場に居合わせた人が必要な応急処置を行うことで、救命の可能性が2倍近くになります。

 救命のチャンスは時間経過とともに低くなることから、その場に居合わせた「あなた」が心肺蘇生を行うことが重要で、その1分1秒がとても大切です。あなたの家族や友人、同僚を助けるために、勇気を出して救命への第一歩を踏み出しましょう。

AEDマップ

 皆さんの身近にあるAEDの設置場所を知っていただき、AEDが必要なときに有効に使用され、救命率を向上させることを目的として、日本救急医療財団が「AEDマップ」を公表しています。

 こちらをクリック→ AEDマップ(日本救急医療財団のホームページへリンクします)

 

※AEDとは

AED(自動体外式除細動器)は、突然心停止状態に陥ったとき、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す、誰にでも簡単に取り扱える医療機器です。

 

正しくAEDを使用できますか

 心肺停止状態の人には心肺蘇生法が何よりも重要です。

AEDが届き次第、”胸骨圧迫の邪魔にならないように”準備をはじめます。

 AEDには様々な機種がありますが、どの機種も電源を入れることで音声メッセージが流れ、あなたの実施すべきことをAEDが指示してくれます。落ち着いてそれに従い、胸骨圧迫を中断することなくAEDの準備をして下さい。

1.電源を入れる

◎AEDが到着すれば、倒れている人の頭の横にAEDを置く

◎ただちにAEDの電源を入れる

(AEDの蓋を開けると電源が自動的に入る機種もあります。)

 

 

 

 

 

 

2.電極パッドを貼る

◎心肺蘇生法は絶え間なく続ける

◎倒れている人の衣服を取り除き、素肌に密着させるように電極パッドを貼る

◎電極パッドは1枚ずつ、図示された(右鎖骨の下、左脇下5~8cm)位置に貼る

◎植え込み型ペースメーカーがある場合、避けた位置に電極パッドを貼る

◎小学生以上の人には成人用パッドを貼る

◎胸の上は何もない状態にする

 ・汗や水分は拭き取る

 ・張り薬は除去し拭き取る

 ・アクセサリーや金属製のものは除去する

3.心電図の解析

◎「体に触れないでください」という音声メッセージが流れたときは、心肺蘇生法を一旦止め、電気ショックが必要かどうかの音声メッセージを待つ

◎「ショックは不要です」といった音声メッセージの場合は、ただちに胸骨圧迫を再開する

4.電気ショック

◎「ショックが必要です」と音声メッセージが流れた際には、誰も傷病者に触れてはいけない

◎「充電完了」などの音声メッセージが流れると、ショックボタンが点滅する

◎大きな声で周囲に電気ショックを押すことを周知し、誰も傷病者に触れていないことを確認後ただちにショックボタンを押す

 

~電気ショックが行われると、傷病者の体がけいれんしたように一瞬ビクッと動きます~

5.心肺蘇生法の再開

◎ショックボタンを押し終われば、ただちに胸骨圧迫を再開する

◎その後2分毎に「心電図の解析」が行われるので、「電気ショック」「心肺蘇生法の再開」を繰り返す

◎救急隊が目の前に来るまでは、「AEDの電源を切らない」「電極パッドをはがさない」「胸骨圧迫を止めない」

救命と社会復帰

 傷病者の命を救い、社会復帰へ導くために必要な一連の行いを「救命の連鎖」といいます。下の図のとおり、救命の連鎖は4つの輪で成り立っていて、この4つが途切れることなく素早く繋がることで救命の効果が高まります。

 

   救命の連鎖

                   救命の連鎖

1 心停止の予防

子どもの心停止の主な原因は怪我(外傷)、溺水、窒息などがあり、いずれも未然に防ぐことが可能です。

成人の突然死の原因に、急性心筋梗塞や脳卒中があり、生活習慣病ともいわれ、癌とともに日本の三大死因です。成人の心停止の予防は心筋梗塞や脳卒中初期症状に気づき、心停止に至る前に医療機関で治療を開始することが大切です。

 

2 心停止の早期認識と通報

 突然倒れた人や、反応がない人をみたら、直ちに心停止を疑うことから始まります。

心停止の可能性を認識したら、大声で応援を呼び、119番通報を行って、AEDや救急隊が少しでも早く到着するように努めてください。なお、119番通報を行うと指令員から心肺蘇生などの指導を受けることができます。

 

3 一次救命処置(心肺蘇生法とAED)

 1.心肺蘇生法

心肺蘇生法とは、胸の中央を強く圧迫する「胸骨圧迫」と、口から肺に息を吹き込む「人工呼吸」によって、止まっている心臓と呼吸の働きを助ける方法です。

脳は、心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、3~4分以上そのままの状態が続くと回復する事が困難となります。心臓が止まっている間、心肺蘇生によって脳や心臓に血液を送り続ける事が、AEDの効果を高めるとともに、心臓の動きが戻った後に後遺症を残さないためにも重要なことです。

命が助かる可能性は時間の経過とともに低くなりますが、その場に居合わせた人が心肺蘇生を行った場合には、救命のチャンスを高めることに繋がります。その場に居合わせた「あなた」が心肺蘇生を行うことが最も大切なのです。勇気をだして、救命への第1歩を踏みだしましょう。


救命曲線

応急手当と救命曲線

 

 2.AED

心臓が突然止まる原因として、心臓の筋肉がブルブルと細かく震える「心室細動」という不整脈によることが多いといわれています。心室細動は、全身に血液を送り出すことができず、心臓の機能は停止している状態です。

この場合には、できるだけ早く心臓に電気ショックを与え、心臓の震えを取り除くこと(これを「除細動」といいます。)が重要です。

AED(自動体外式除細動器)とは、この電気ショックを行うための機器です。コンピューターによって自動的に心室細動であるかどうかを調べて、電気ショックが必要かどうかを決定し、音声メッセージにより操作方法を指示してくれますので、一般の人にも簡単に操作することができます。

 

心肺蘇生法の手順(成人)

 

 

   一次救命処置(成人)

 

詳しい内容はこちらをクリック→ 一次救命処置(成人)(PDF:451.2KB)

 

 

4 二次救命処置と心拍再開後の集中治療

救急救命士や医師は一次救命処置と並行して薬剤や気道確保器具などを利用した二次救命処置を行い、より多くの自己心拍再開を目指します。心拍再開後は専門チームによる集中治療により社会復帰を目指します。

 

命を助けるとともに、普段通りの生活を取り戻すことが目標です。

あなたの命、大切な人の命を一緒に守りましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

湖南広域消防局 救命救急課
滋賀県栗東市小柿3-1-1
電話番号:077-552-9922
ファックス番号:077-552-0988
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