消防職員がアイデアを発表！

令和2年3月12日（木曜日）に、「令和元年度湖南広域消防局消防研究会」を開催しました。

この研究会は、消防の機械器具の開発や改良に関するアイデア、また消防に関する論文を職員から募集することで、消防職員としての資質の向上と消防全体の発展に寄与することを目的として毎年実施しています。

今年度は、各所属から機器の部に7作品、論文の部に3作品がエントリーし発表を行いました。
今回は機器の部2作品及び論文の部2作品を入賞とし、その中より『VRを活用した隊員育成について』（論文の部）と『ルーカスプライバシーシート』（機器の部）が来年度開催予定の「滋賀県消防研究会」に当消防局の代表として出場します。

VRを活用した隊員育成について

複雑多様化する災害事案が増加する一方で、若手職員の現場経験不足への対応が喫緊の課題として挙げられている。
近年は、動画を教育に使用することも多くなり、今回、職員の能力向上をより効率よく効果的に行う術として、VR技術を活用し、隊員育成を主眼とした消防VRラーニング提案。

ルーカスプライバシーシート

当消防局では、今年度の更新救急車両には、自動式心臓マッサージ器（ルーカス）を導入。ルーカス使用時には、すべての上衣を外し機械を装着する事となり、搬送時において、他の方から見られる事となるため、プライバシーシートの開発を行った。