令和5年11月湖南広域行政組合議会定例会議決結果

　令和5年11月定例会は、11月30日に草津市議会議場において会期1日間で開会されました。今回提出されました管理者提案8議案は、いずれも原案どおり議決されました。

議第14号議案

「令和4年度湖南広域行政組合一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」

　一般会計の歳入総額は、44億4,683万6,088円で、歳出総額は、43億9,954万4,237円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、歳入歳出差引残額ならびに実質収支額は4,729万1,851円となりました。

　歳入の主なものは、構成市からの負担金が38億8,823万4,000円で、歳入総額の約87％を占めています。

　歳出としては、総務費は、組合共通の経費として、4億8,921万2,314円を支出し、衛生費は、環境衛生センターの運営等に関する経費として、2億688万3,233円を支出したもので、施設の安定的・効率的な運転管理に努めました。　

　消防費は、33億2,295万8,912円を支出したもので、消防車両の整備および北消防署出張所新築工事設計業務等を進めました。

議第15号議案

「令和4年度湖南広域行政組合救急医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」

　救急医療特別会計の歳入総額は、2億1,072万4,920円で、歳出総額は、1億9,602万8,233円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、歳入歳出差引残額ならびに実質収支額は、1,469万6,687円となりました。

　歳入の主なものは、構成市からの負担金が1億1,180万4,000円、使用料及び手数料として、診療報酬等で6,376万6,494円を収入しました。

　歳出としては、衛生費で1億8,830万5,663円を支出したもので、休日急病診療所の運営経費および二次救急診療業務委託料を支出しました。

議第16号議案

「令和5年度湖南広域行政組合一般会計補正予算（第1号）」

　給与改定による人件費の増額、普通退職者の退職手当の増額および中途退職者等人件費の精査減額によるもので、既定の歳入歳出予算の総額に4,929万5,000円を追加したものです。

　また、公共施設等総合管理計画および第12次消防計画に基づき実施します東消防署出張所の中規模改修工事に伴う設計業務を早期に着手するため、債務負担行為を設定したものです。

議第17号議案

「令和5年度湖南広域行政組合救急医療特別会計補正予算（第1号）」

　給与改定および職員増員に伴う人件費の増額ならびに仮設診察室の賃貸借期間延長に伴う使用料及び賃借料を増額で、既定の歳入歳出予算の総額に476万円を追加したものです。

　また、当該仮設診察室の賃貸借期間を令和6年11月末まで延長する契約を今年度に締結することから、債務負担行為を設定したものです。

議第18号議案

「湖南広域行政組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」

　人事院勧告により、国家公務員の俸給月額の引上げと期末・勤勉手当の支給割合の引上げ改定が行われたことから、当広域行政組合においても、同様に給料月額の引上げと期末・勤勉手当の支給割合を引き上げる改正を行ったものです。

【施行日】第1条関係…公布の日（ただし、給料表は令和5年4月1日に遡及して適用）

　　  　　第2条関係…令和6年4月1日

議第19号

「湖南広域行政組合火災予防条例の一部を改正する条例案」

　対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正されたことから、蓄電池設備に係る基準および固体燃料を用いた厨房設備の離隔距離に関する規定を改正したものです。

【施行日】令和6年1月1日

議第20号

「湖南広域行政組合監査委員の選任につき同意を求めることについて」

　識見を有する者のうちから選任する監査委員として、岡野則男さんを新たに選任することについて、議会の同意を求めたものです。

議第21号

「湖南広域行政組合監査委員の選任につき同意を求めることについて」

　議員のうちから議会の同意を得て選任する監査委員として、栗東市議会選出の武村賞議員を新たに選任することについて、議会の同意を求めたものです。

議会役員の選出について

　今定例会において、次のとおり議会役員が選出されました。

（注）「高」は正しくは「はしごだか」ですが、システムの都合により常用漢字に変換しています。