女性消防士活躍中!
更新日:2021年05月06日
近年、女性の社会進出が進む中、男性の職場というイメージが強い消防の世界でも、たくさんの女性が活躍しています!現在、総務省消防庁では、全国の消防士に占める女性の割合を令和8年度までに5%に引き上げるという目標を掲げています。
湖南広域消防局では、令和3年度に新たに2名の女性消防士を採用し、合計18人となり全体の5.2%(18人/347人)を占めています。
当消防局でも、救急隊や消防隊、火災現場や救助現場などで指揮者の支援を行う機動指揮支援隊、119番通報を受信する通信指令業務、火災を未然に防ぐための予防業務など様々な分野で活躍しています!!
そこで今回、採用2年目の若手女性消防士にインタビューしてみました!

プロフィール
内田 葵(うちだ あおい)
兵庫県出身で令和2年度に採用され半年間の消防学校での研修後、西消防署(草津市)に配属。現在は救急救命士として活動しています。
Q.どうして消防士になろうと思ったのですか?
A.消防士に対して憧れを持っていたことと、医療に携わる仕事がしたかったからです。そこで、救急救命士の資格を取得し、消防士になることを決めました。
Q.普段はどの様な仕事をしていますか?
A.指令がかかれば現場に出動し、その他の時間は訓練や勉強をしています。
Q.採用試験(体力試験)のためにどの様な準備をして受験しましたか?
A.5~10キロのランニングや器具を使用した筋力トレーニングを行っていました。
Q.実際の現場でも他の男性消防士と同じ活動をするのですか?
A.はい。同じ活動をします。
Q.女性でも活躍できますか?
A.できます。男性女性関係なく全力で取り組むことが大切だと思います。
Q.一番やりがいを感じるときはいつですか?
A.直接、傷病者の方からありがとうと言われた時です。
Q.今後の目標を教えてください。
A.職場内の救急隊員へ指導などを行う、指導救命士になることです。その他にも様々な分野について学んでいきたいです。


男性では気付くことができないところや、女性ならではの視点による新たな発想の提案など、女性の強みを生かしながら多くの女性消防士が様々な分野で活躍しています。
また、現在まで7名の女性消防士が出産休暇、育児休業を取得しています。
他にも、施設の面でも女性が働きやすいように、女性用仮眠室や休憩室、浴室など各署に完備しています。

女性用仮眠室(中消防署)

女性用更衣室(中消防署)
今後も、湖南広域消防局では、女性が働きやすい職場環境づくりを目指していきます!
- この記事に関するお問い合わせ先
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湖南広域消防局 総轄監理課
滋賀県栗東市小柿3-1-1
電話番号:077-552-8823
ファックス番号:077-552-0988
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