水害に備えよ! 【守山市消防団】

更新日:2024年03月06日

消防団の力向上モデル事業の一環として水害対応訓練を実施しました

 守山市消防団では総務省消防庁が行っている令和5年度消防団の力向上モデル事業に採択されたことから各種資機材が導入されました。それに際し、令和6年2月25日(日曜日)に守山市立守山中学校の敷地をお借りし、資機材の取扱い訓練を行い、湖南広域消防局北消防署員も消防団員への指導および安全管理として訓練に参加しました。

水害は夏季に多いイメージですが、冬季においても降雪により用水路が詰まったことによる越水・浸水被害も全国では発生しており、1年を通して警戒が必要な災害です。

 

1部訓練(資機材取扱訓練)では納入業者からゴムボートのセッティング方法について説明を受け、訓練を行いました。

 

取扱い訓練実施後は、導入されたウェーダーやPFD(ライフジャケット)を着装したうえで、2部訓練会場(市立守山中学校プール)までボートを搬送する訓練も行いました。

 

2部訓練(水害実動訓練)では湖南広域消防局北消防署の特別水難救助隊員が講師として排水ポンプの排水訓練およびボートの操船訓練を行いました。

安全管理として訓練に参加していた湖南広域消防局北消防署員も自身の経験を交えつつ

より現場に即した手技・手法の指導を行いました。

守山市の森中市長も訓練に駆けつけて頂き、実際に要救助者役としてボートに乗船され、ボートの揺れや乗降時の注意点などを確認されました。

守山市消防団 ドローン部隊発足‼

 消防団の力向上モデル事業では救助用ボートや水中ポンプの他にも災害時の情報収集に威力を発揮するドローンも導入されました。

 守山市消防団ドローン部隊は、各分団より1名の選抜団員により構成されています。

 水害対応訓練と並行してドローンの取扱いおよび飛行訓練を湖南広域消防局北消防署にて実施しました。

 

業者による機体の諸元性能やセッティング方法の説明を受けた後、各団員が操縦訓練を行いました。

 

最初は単純な上昇・下降動作を行い、左右旋回や障害物回避

目標物の撮影といった発展的な飛行訓練も行いました。

 

森中市長がドローン飛行訓練の会場にも駆けつけてくださり、団員の操作を熱心に確認された他、納入業者とドローンについて質問されるなど、本事業に期待を寄せられている様子が感じられました。

 

訓練終了後、森中市長より挨拶がありました。

その後、北消防署長が訓練講評をいたしました。

 

来年度はさらに発展した訓練の実施も予定されています。これからも、湖南広域消防局北消防署と守山市消防団は連携して水害をはじめとした各種災害へ対応していきます!

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北消防署
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