救急協力事業所表示制度を開始しました!

更新日:2016年09月30日

 平成26年9月9日から、地域で大切な命を守ることを目的として、「救急協力事業所表示制度」を開始しました。

自動体外式除細動器(AED)の使用が一般市民に認められて10年!

 最近では駅や公共施設の他に自治会や事業所でもAEDが設置され、台数は年々増加しているものの、心肺停止の人に使用された事例が少数にとどまっています。

 AEDとは、心停止状態の心臓に電気ショックを行い、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。心停止から1分経過ごとに生存率が約7~10%低下し、3~4分以上で脳の回復が困難になると言われております。救急車の到着までには平均約8分かかりますので、突然心停止を起こした人に対して、周囲に居合わせた人がその場でAEDを使い心肺蘇生することが、命を助けるためにはとても重要です。

救急協力事業所表示制度とは・・

 AEDが設置されていることに加え、救命活動に必要な処置ができる従業員が営業時間中に常時勤務している事業所に対して「救急協力事業所認定証」を交付する制度です。

 事業所内やその付近で突然けが人や病人が発生した場合に、応急手当等の協力ができる従業員を有し、AED(自動体外式除細動器)を設置している事業所を表しています。救命講習の修了者に119番通報や救急隊到着までの間、応急手当、安全確保を実施していただきます。

救急協力事業所を募集しています

すべての事業所に対して公募しています。ご協力をお願いします。

次のマークのある施設には、AEDと救命をお手伝いできる手があります!

まちかど救急ステーション
この記事に関するお問い合わせ先

湖南広域消防局 救命救急課
滋賀県栗東市小柿3-1-1
電話番号:077-552-9922
ファックス番号:077-552-0988
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