熱中症にご注意ください（令和4年度）
更新日：2022年10月03日
熱中症救急搬送状況
本年も、湖南広域消防局管内（草津市、守山市、栗東市、野洲市）の熱中症による救急搬送状況をお知らせします。（令和4年5月2日から10月上旬まで毎週月曜日に更新予定）
熱中症による救急搬送状況 (PDFファイル: 529.4KB)
また、全国の熱中症による救急搬送状況については総務省消防庁「熱中症情報」をご覧ください。
熱中症は、高温多湿、直射日光、無風などの環境下で作業、運動をすることで身体の中の水分や塩分バランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり引き起こされます。
また体調不良や暑さに不慣れであった場合にも熱中症になるため、外出時だけでなく室内でじっとしていても発生する可能性があり、注意が必要です。
令和3年の草津市、守山市、栗東市、野洲市の熱中症による救急搬送者の内訳は下記のとおりです。
◆昨年の5月から10月の湖南広域消防局管内（草津市、守山市、栗東市及び野洲市）の救急搬送人員の累計は5,589人(5/10～10/3)で、そのうち熱中症搬送人員は63名でした。これは、昨年同期間の熱中症搬送人員111名と比べると48名少なくなっています。
熱中症は予防が大切！！
熱中症の分類と対処法
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重症度 |
症状 |
対処法 |
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軽症 |
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中等症 |
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口から水分が摂れない場合や、症状が改善しない場合は病院受診 |
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重症 |
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ためらわず119番通報 |
熱中症は死に至る危険があります。疑わしい症状が見受けられたとき、判断に迷ったときには決して放置せず、医療機関や小児救急電話相談（＃8000）にご相談ください。
熱中症予防のポイント
〇喉の渇きがなくても、こまめな水分補給、塩分補給を心掛けましょう!
〇室温が28℃を超えないように、日差しを遮ったり、風通しを良くしたり、またエアコンや扇風機を適切にに使用しましょう!
〇体を締め付けない、吸水性・通気性の優れた衣類を着用しましょう!
〇冷却グッズで、太い血管が通っている首や脇、太ももの付け根を効率よく冷やしましょう!
〇栄養バランスのよい食事、十分な睡眠をとり、熱中症にかかりにくい体力づくりをしましょう!
〇子どもや高齢者は、体温調整が十分に行えず、脱水症状になりやすいので特に注意が必要です。
熱中症は予防ができる病気です。
暑い日や体調の悪い日は無理をせず、熱中症のサインを見逃さないよう、暑い夏を元気に過ごしましょう。
コロナ禍における熱中症予防
現在新型コロナウィルス感染症予防のために多くの方がマスクを着用されていますが、夏季の高温・多湿の環境下でのマスク着用は熱中症を増加させる恐れがあります。
- 屋外で人と少なくとも2m以上の十分な距離を確保できる場合は、マスクを外すようにしましょう。
- マスクを着用している場合は、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をし、適宜休憩しましょう。
- 感染症対策と熱中症予防のため、エアコンの温度をこまめに調整しましょう。
- 体調が悪いと感じた場合は、無理をせず自宅で静養するようにしましょう。
- 3密（密集・密接・密閉）を避けつつも、体調不良の人がいないか身近な人に目配り、声掛けをするようにしましょう。
熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に！（環境省・厚生労働省リーフレット） (PDFファイル: 608.4KB)
新しい生活様式における熱中症予防について、YouTube湖南広域行政組合チャンネルに参考動画を掲載しております。是非ご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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湖南広域消防局 救命救急課
滋賀県栗東市小柿3-1-1
電話番号：077-552-9922
ファックス番号：077-552-0988
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