2025年(5/1~9/30)の熱中症による救急搬送状況について
更新日:2025年10月06日
熱中症による救急搬送人員について、2025年(5/1~9/30)の確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。
【概要】
湖南広域消防局管内(草津市、守山市、栗東市および野洲市)の救急搬送人員の累計は7,052人で、そのうち熱中症搬送人員は166名でした。
これは、昨年同時期の熱中症搬送人員151名に対し、15名の増加です。
2025年夏の日本の天候について、高温多雨で残暑も厳しく、平均気温は1898年の統計開始以来、史上最も高くなりました。
また、梅雨で多湿のなか、7月初旬から猛暑となったことで、熱中症の救急搬送が増加し、期間中に熱中症警戒アラートは18日発令されました。
湖南広域消防局管内の熱中症による救急搬送状況の構成市別、年齢区分別および初診時における傷病程度別等の内訳は次のとおりです。
- 構成市別の救急搬送人員では、草津市が最も多く、次いで守山市、野洲市、栗東市の順となっています。
・草津市:66名(39.76%)
・守山市:41名(24.70%)
・栗東市:28名(16.87%)
・野洲市:31名(18.67%)
・その他:0名(0.00%)
- 救急搬送人員の年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。
・高齢者(満65歳以上) :88名(53.01%)
・成人(満18歳以上満65歳未満) :61名(36.75%)
・少年(満7歳以上満18歳未満) :17名(10.24%)
・乳幼児(生後28日以上満7歳未満) :0名(0.00%)
- 搬送された医療機関での初診時における傷病程度別にみると、軽症が最も多く、次いで中等症、重症となっています。
・軽症(外来診療) :119名(71.69%)
・中等症(入院診療):45名(27.11%)
・重症(長期入院) : 2名(1.20%)
・その他:4名(2.41%)
- 熱中症の発生場所別にみると、住宅が最も多く、次いで公衆、仕事場、道路の順となっています。
・住宅 :58名(34.94%)
・公衆 :46名(27.71%)
・仕事場:27名(16.27%)
・道路 :24名(14.46%)
・その他:11名(6.63%)
〇 熱中症による救急搬送状況の詳細は以下のとおりです。
令和7年(2025年熱中症による救急搬送状況) (PDFファイル: 294.7KB)


昨年の熱中症発生状況については、以下のとおりです。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
湖南広域消防局 救命救急課
滋賀県栗東市小柿3-1-1
電話番号:077-552-9922
ファックス番号:077-552-0988
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