8.住宅(台所)からの出火事例・・・低温着火
更新日:2016年09月30日
パスタをガスコンロで約30分間ゆでた後、一旦コンロの火を消し、その場を離れ、約30分後に台所に戻ってきたところ、台所の壁体と防熱板の間から煙が出ているのを発見し、火災に気付いたもの。
ガスコンロ周囲の防熱板の下地に木材が使用されており、ガスコンロとの距離も近かったことから、木材がガスコンロの輻射熱を受け炭化し、低温着火したもの。

防火のポイント
- ガスコンロ等火気使用設備を設置するときは、火災予防条例に定める離隔距離を確保してください。(ガスコンロの場合は、壁から10センチメートル以上離すこと。)
- 火気使用設備の周囲に必要な離隔距離が確保できない場合は、壁の表面に防火上有効な不燃材を貼り付けてください。
- 料理の後片づけの時にガスコンロの回りの壁に手を当てて、壁が熱くないか確認するよう心がけてください。少しでも壁が熱ければ低温着火の危険信号です。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
湖南広域消防局 消防救助課
滋賀県栗東市小柿3-1-1
電話番号:077-552-8825
ファックス番号:077-552-0988
メールフォームでのお問い合わせ