消防職員のアイデア披露!消防研究会を開催しました!

更新日:2019年03月18日

 平成31年3月13日(水曜日)に、「平成30年度湖南広域消防局消防研究会」を開催しました。

 この消防研究会は、消防の機械器具の改良や開発、また消防に関する論文を職員から募集することで、消防職員としての資質の向上と、消防全体の発展に寄与すること目的として毎年実施しています。

 今年は各所属から7作品が発表され、その中の2作品『湖南式信号器付細索ロープの考案について』と『ホースバンテージの改良について』が来年度開催予定の「滋賀県消防研究会」に、当消防局の代表として出場することが決まりました。

『湖南式信号器付細索ロープの考案について』

中消防署:北中消防副士長・伊藤消防副士長

『ホースバンテージの改良について』

北消防署:大谷消防副士長・長消防副士長

県大会へ出場する2作品

湖南式信号器付細索ロープの考案について

 水難救助事故で、水中の要救助者を捜索する際に使用する新しい「細索ロープ」を考案する。

 現在の細索ロープは一般的なロープを使用しており、引っ張るなどして隊員同士の意思疎通を図っていたが、正確性に欠けていた。

 会話ができず、視界の悪い水中でも、光信号を送ることで、ロープを保持する隊員同士の意思疎通を正確に行うことが可能になる。

ホースバンテージの改良について

 消火活動中に、ホースに穴が空いてしまった場合に、応急処置として穴をふさぐ「ホースバンテージ」の改良を発表。

 従来のホースバンテージでは水漏れを防ぎきれなかったが、防水性の高い素材や、簡単かつ確実に締め付けられる方法などを検証した。

 水漏れを防ぐことで活動障害を取り除き、より効率的な消火活動が可能となる。

この記事に関するお問い合わせ先

湖南広域行政組合
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