夏の予防救急
更新日:2020年07月03日
水の事故、熱中症に関する予防救急について
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、救急に関する訓練指導を見合わせています。そこでホームページを通じ、感染症予防対策として、「新しい生活様式」を取り入れた夏の予防救急をご紹介します。
水の事故編
1.海や川では危険な場所を確認し、近づかない
遊ぶときはライフジャケットを着用させ、必ず大人が付き添うようにしましょう。
急に深くなっている場所や、流れの速い場所など危険なところに子どもが近付かないように注意しましょう。
2.プールでの事故に注意
プールで遊ぶ時には必ず大人が付き添い、子どもから目を離さないようにしましょう。プールでは、階段や段差など水深の変わる場所、吸水・排水口などの危険箇所に注意しましょう。
3.体調と天候の変化に注意
睡眠不足など体調が優れないときや飲酒したときの遊泳は危険ですので、絶対にやめましょう。また冷たい水は体力を消耗しやすいので、体調の変化に注意しましょう。
悪天候時は波が高くなったり、急な増水が発生する場合があります。事前の確認とともに、急変に注意しましょう。
4.浴槽やビニールプールでの事故
10センチの深さでも、溺れる危険性があります。ビニールプールで遊ぶときにも目を離さないように注意しましょう。
また、子どもが浴室に入り、水が入っている浴槽を覗き込んで転落し、溺れる事があります。入浴後は浴槽の水を抜き、子どもが入れないようにしましょう。大人が洗髪をしている時や着替えを取りに行っている時など、目を離した少しの間に溺れてしまうことがあります。洗髪中や浴室を離れる際は子どもを浴槽から出しましょう。
熱中症編
1.暑さを避けましょう
エアコンを利用する等、部屋の温度を調整。感染予防のため、換気扇や窓開放による換気を図りつつ、温度設定をこまめに調整しましょう。
2.適宜マスクを外しましょう
気温・湿度が高い中でのマスク着用は要注意!!マスク着用時は負荷のかかる作業や運動を避けましょう。屋外で人と十分に距離が確保できる場合にはマスクを外して休憩を取りましょう。
3.こまめに水分補給をしましょう
のどが渇く前に水分補給しましょう。1日1.2リットルを目安に水分補給を行い、大量の発汗時は塩分もとりましょう。
4.日頃から健康管理をしましょう
日頃の体温測定、健康チェックは新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じたときは無理せず、自宅で静養しましょう。
5. 暑さに備えた体作りをしましょう
暑くなり始めた時期から適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)を行い、体が暑さに慣れるようにしましょう。
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