はしご消防車の展示について(東消防署)
更新日:2023年04月03日
【はしご消防車の展示について】
約23年間にわたり、人命救助及び消火活動で活躍した東消防署のはしご消防車が使用期間満了となり役目を終えました。現在は新はしご消防車が入庫しており、現場に備えています。役目を終えた旧はしご消防車について、東消防署を去るまでの期間、東消防署の前庭に展示することとなりました。展示期間にあっては未定ですが、写真撮影及び見学が可能です。是非、東消防署へお越し下さい。
【旧はしご消防車のスペック及び豆知識】
本車体の型式は、FJ550LNと言い、バスの車体をベースとした、非常に珍しいはしご消防車です。詳細として、21,000CCのV型8気筒ディーゼルエンジンを縦型に配置し、トランスミッションは4速ATを採用した車体です。サスペンションは各輪の車高を独立して、上下させることができる油圧制御方式を採用しています。タイヤは425/65R22.5というサイズの巨大なタイヤ4本で車体を支え、リアステアリング(後輪操舵機構)を備えており、狭隘地での小廻りや斜進を実現しています。艤装部分は35m級の5連のはしごを搭載しており、先端のバスケットには放水銃が設置されています。バスケットを外した場合には、リフターやブリッジという機能を活用することができます。
